2015年03月18日
オーストリアの1日。ハイブリッドな暮らし。

エネルギーシフトの先進国オーストリア。
昔ながらの典型的な農家住宅にも
太陽光パネルと太陽熱パネルが屋根にのっている。
木質バイオマス利用の地域暖房も
もはや社会インフラとして当たり前の状況だ。
林業と農畜産業が主な生業である地方の村々は、
1990年代、過疎の危機にさらされたが、
この国を挙げてのエネルギーシフト政策と
地域資源である木材を積極的に活用することによって、
息を吹き返した。
1000人規模の『村』でも、実に先進的。
過疎の陰気な印象はない。
まさに里山資本主義の世界。
目指すべきは、この姿ではないか…。
『村』規模のコミュニティーは、また見直される…そんな気がした。