ドイツ2日目。黒い森の多様性。
ドイツの西南部に広がる『黒い森』と言われる森林地帯。
ここで林業経営者で森林官であるランゲさんのお話を、
森の中で聞いた。
私たちの暮らしにおいて、
森は『保護、利用、保養』という機能を持っている。
そのことを分けて考えるのではなく、一体的に実現させていくことが、
とても大事。
それを実現させるためには、森の多様性を維持することが非常に重要。
長期的な視座に立って森と関わっていくことが、
結果的に短期的な利益をも生み出している。
定期的に手入れするということではない。
必要な手入れは個々に違う。
常に観察が大事。
暮らしの中に、森との関わりを位置付ける。
野菜づくりに通じること…多いな。
現在の森の荒廃は、農業的アプローチ(均一化して生産効率を上げる)が、
大きな要因とのこと。考えさせられる。
ボクの目指している『農』は、まさにそこからの脱却。
いい勉強になったな。
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