ドイツ2日目。黒い森の多様性。

レイクサイド・ビジュー

2015年03月16日 13:28


ドイツの西南部に広がる『黒い森』と言われる森林地帯。

ここで林業経営者で森林官であるランゲさんのお話を、

森の中で聞いた。




私たちの暮らしにおいて、

森は『保護、利用、保養』という機能を持っている。

そのことを分けて考えるのではなく、一体的に実現させていくことが、

とても大事。

それを実現させるためには、森の多様性を維持することが非常に重要。

長期的な視座に立って森と関わっていくことが、

結果的に短期的な利益をも生み出している。


定期的に手入れするということではない。


必要な手入れは個々に違う。

常に観察が大事。

暮らしの中に、森との関わりを位置付ける。



野菜づくりに通じること…多いな。

現在の森の荒廃は、農業的アプローチ(均一化して生産効率を上げる)が、

大きな要因とのこと。考えさせられる。

ボクの目指している『農』は、まさにそこからの脱却。

いい勉強になったな。






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